【24卒就活生が気にする「社風」、どのように理解している?】
約9割が「福利厚生の情報」が社風理解につながると回答
一方で、4割からは「結局どんな福利厚生なのかわからない」という声も
就職活動において、24卒就活生の約9割が「福利厚生」を意識
SNSを1日平均2時間以上触っているSNS世代(18歳~35歳)111名を対象に、SNS世代の広告嫌いに関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
調査サマリー
調査概要
調査概要:就活生の福利厚生と社風に関する調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年10月4日〜同年10月5日
有効回答:24卒就活生107名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社オリゾ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://orizo.co.jp/
就職活動において、24卒就活生の約9割が「福利厚生」を意識
「Q1.あなたは、就職活動において、企業の福利厚生に関してどれほど意識していますか。」(n=107)と質問したところ、「かなり意識している」が41.2%、「やや意識している」が46.7%という回答となりました。
約半数が「企業名×福利厚生」でWeb検索の経験あり
「Q2.あなたは、「株式会社◯◯(企業名) 福利厚生」でWeb検索をした経験はありますか。」(n=107)と質問したところ、「ある」が45.8%という回答となりました。
企業の福利厚生についての情報収集は、約7割が「就活サイト」や「企業HP」を活用
Q1で「かなり意識している」「やや意識している」と回答した方に、「Q3.あなたは、どのように企業の福利厚生についての情報を収集していますか、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=94)と質問したところ、「就活サイト」が71.3%、「企業HP」が69.1%、「Twitter」が18.1%という回答となりました。
約9割が「企業の福利厚生を見ることで社風の理解につながる」と回答
「Q4.あなたは、企業の福利厚生を理解することは社風の理解につながると思いますか。」(n=107)と質問したところ、「非常にそう思う」が30.9%、「ややそう思う」が58.9%という回答となりました。
82.7%が「ワークライフバランスの実現可能性」を福利厚生から読み解いていると回答
Q4で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q5.あなたが企業の福利厚生から読み解いていることについて、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=81)と質問したところ、「ワークライフバランスの実現可能性」が82.7%、「社員への思いやり」が65.4%、「社員の価値観」が46.9%という回答となりました。
他にも「休暇のとりやすさ」や「時代に合わせた対応が出来るかどうか」などを読み解く声も
Q5で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、あなたが企業の福利厚生から読み解いていることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=79)と質問したところ、「休暇のとりやすさ」や「時代に合わせた対応が出来るかどうか」など44の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
- ・21歳:休暇のとりやすさ。
- ・22歳:時代に合わせた対応が出来るかどうか。
- ・21歳:社員を大切にしているかどうか。
- ・20歳:男性と女性の出産・育児で休みを取ることへの理解が如何程か。
- ・20歳:働きやすさ、人手不足ではないか、ブラック企業かそうでないか。
- ・20歳:住宅補助があるか。
社風を理解するため、約7割が福利厚生の項目以外に「事業内容」や「企業理念」を参考にする声
「Q7.あなたが、社風を理解するために参考にしている企業情報について、福利厚生以外で当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=86)と質問したところ、「事業内容」が69.8%、「企業理念」が65.1%、「企業説明会」が59.3%という回答となりました。
一方、福利厚生の情報収集を行う上での課題として、「結局どんな福利厚生なのかわからない」「他の企業との比較が難しい」などが挙がる
「Q8.あなたが、企業の福利厚生について情報収集を行う上で、どのような課題を感じていますか、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=86)と質問したところ、「他の企業との比較が難しい」が52.3%、「信用性に欠けている」が46.5%、「結局どんな福利厚生なのかがわからない」が41.9%という回答となりました。
他にも「福利厚生を活用している事例を知りたい」や「口コミサイトを見ても、人によって話していることが違うことがある」など
Q8で「課題は感じていない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、企業の福利厚生について情報収集を行う上で感じている課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=76)と質問したところ、「福利厚生を活用している事例を知りたい」や「口コミサイトを見ても、人によって話していることが違うことがある」など40の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
- ・21歳:福利厚生を活用している事例を知りたい。
- ・21歳:口コミサイトを見ても、人によって話していることが違うことがある。
- ・21歳:実際に質問すること。
- ・22歳:すぐ給料ばかりみてしまって、本当に必要だと感じている福利厚生の情報を収集できていない。
- ・21歳:わかりづらい表記がある(完全週休二日制と週休二日制の違いなど)。
- ・20歳:企業によっては出てこないことがある。
- ・20歳:入社後にしっかり福利厚生がもらえるかどうかが分かりにくい。
まとめ
今回は、24卒就活生107名に対し、就活生の福利厚生と社風に関する調査を実施しました。
就職活動において、「事業内容」や「企業理念」で社風を参考にする他、企業の福利厚生を見ることでも社風の理解につながると考えられていることから、24卒就活生の約9割が「福利厚生」を意識することが判明しました。
また、企業の福利厚生についての情報収集は、約7割が「就活サイト」や「企業HP」を活用して福利厚生についての情報を収集する一方で、「結局どんな福利厚生なのかわからない」や「他の企業との比較が難しい」などの課題の声が挙がりました。
近年働き方改革やウェルビーイングの重要性が訴えられている中で、特徴的な福利厚生を打ち出す企業も増えたことから、就活生もこうした福利厚生から社風を読み解いていることが分かりました。しかし、自分に合う福利厚生なのかは入社してみないと分からないという不安もあり、実際に口コミの情報サイトを見ても人によって良し悪しが大きく分かれている実態もあるようです。就活生から注目される福利厚生であるためには、明らかなメリットや差別化が明確であることが求められ、その工夫が企業の更なる就活生の就職意欲を向上させるのではないでしょうか。
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