動画広告の担当者、約7割が「やりっぱなし」の経験あり
その原因は「人材不足」が59.4%で
最多半数が、動画広告の「改善・調整」に課題を実感
具体的な課題は、「データ分析」や「業務の属人化」など
事業会社で動画広告を運用しているマーケティング担当者104名に、動画広告の改善業務に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
調査サマリー
調査概要
調査概要:動画広告の改善業務に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年12月22日〜同年12月23日
有効回答:事業会社で動画広告を運用しているマーケティング担当者104名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社オリゾ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://orizo.co.jp/
約7割が、「動画広告やりっぱなし」で改善を実施していなかった経験あり
「Q1.あなたは、「動画広告」が「やりっぱなし」になっており、配信後の改善を実施しなかった経験はありますか。」(n=104)と質問したところ、「何度もある」が26.9%、「数回程度ある」が39.4%という回答となりました。
動画広告配信後の改善ができていない理由、「人材が不足しているから」が59.4%で最多
Q1で「何度もある」「数回程度ある」と回答した方に、「Q2.あなたが、動画広告配信後の改善ができていない理由を教えてください。(複数回答)」(n=69)と質問したところ、「人材が不足しているから」が59.4%、「ノウハウが不足しているから」が46.4%、「工数が不足しているから」が40.6%という回答となりました。
動画広告を運用時に改善・調整していること、約4割が「ターゲティング」や「クリエイティブ」と回答
Q1で「全くない」と回答した方に、「Q3.あなたは、動画広告を運用するにあたって、どのような要素を改善・調整していますか。(複数回答)」(n=24)と質問したところ、「ターゲティング」が41.7%、「クリエイティブ」が37.5%、「メディア選定」が25.0%という回答となりました。
動画広告を運用時に改善・調整していること、「費用対効果の検証」や「オーディエンス」などの声
Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、動画広告を運用するにあたって、改善・調整している要素があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=18)と質問したところ、「常に費用対効果の検証が求められており、対応に苦慮している」や「オーディエンス」など10の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
- ・60歳:常に費用対効果の検証が求められており、対応に苦慮している。
- ・48歳:オーディエンス。
- ・39歳:配信メディア。
半数が、動画広告の改善実施時に課題を感じている
Q1で「全くない」と回答した方に、「Q5.あなたは、動画広告の改善をするために、課題に感じていることはありますか。」(n=24)と質問したところ、「非常に感じる」が0.0%、「やや感じる」が50.0%という回答となりました。
動画広告の改善・調整するにあたっての課題、約3人に1人が「データ分析が満足にできていない」と回答
Q5で「非常に感じる」「やや感じる」と回答した方に、「Q6.あなたは、動画広告の改善・調整をするにあたって、どのような課題がありますか。(複数回答)」(n=12)と質問したところ、「データ分析が満足にできていない」が33.3%、「改善・調整業務が属人化している」が25.0%、「最新のトレンドや時流に合わせた発信ができない」が25.0%という回答となりました。
動画広告の改善・調整するにあたっての課題、「効果の測定が難しい」や「無用な広告が多い」など
Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、あなたが、動画広告の改善・調整をするにあたって感じている課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=11)と質問したところ、「効果の測定が難しい」や「無用な広告が多い」など6の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
- ・60歳:効果の測定が難しい。
- ・45歳:無用な広告が多い。
45.2%が、動画広告の改善から再配信までに、5日以上かかる
「Q8.動画広告の改善から再配信までに、どれくらいの時間がかかっていますか。」(n=104)と質問したところ、「1週間以上」が25.0%、「5日~1週間未満」が20.2%という回答となりました。
52.9%が、動画広告の改善は「ロジック」が重要と回答
「Q9.動画広告の改善をするにあたって、あなた自身は「ロジック」と「センス」どちらが重要だと思いますか。」(n=104)と質問したところ、「ロジック」が52.9%、「センス」が34.6%という回答となりました。
まとめ
今回は、事業会社で動画広告を運用しているマーケティング担当者104名に、動画広告の改善業務に関する実態調査を実施しました。
動画広告を制作は行なったものの、「人材が不足」などの理由から、配信後の改善を実施できてなかった経験があるマーケティング担当者が多い実態がわかりました。また、配信後の改善を実施できている場合でも、動画広告の改善をする上で「データ分析が満足にできない」や「改善・調整業務が属人化している」などといった課題を感じていることがわかりました。
「出稿すれば終わり」とはならない広告。動画広告を運用していくには、分析・改善を繰り返して広告効果を高めていくことが必要不可欠です。人材不足や、満足にデータ分析ができていないなどの課題解決のひとつに、「動画広告のプロ」に運用依頼を検討してみるのはいかがでしょうか。
オリゾの広告運用について
オリゾは動画制作以外にも、認知、ブランディング、獲得など広告出稿の目的に応じた最適なクリエイティブ制作も行っております。広告運用は予算型と成果報酬型の対応が可能で、お客様のビジネス成果を最大化する広告運用を実現します。