【Z世代に選ばれる製品やサービスとは?】Z世代の約4割が、製品・サービス購入時に「企業の信頼性」を重視!具体的には「製品/パッケージデザイン」など
〜「楽しさ、驚きなどエモーショナルで、感情に訴えかける広告/プロモーション」が記憶に残るという声も〜
月に30,000円以上製品やサービスを購入しているZ世代(18〜26歳)330名を対象に、Z世代に選ばれる企業/ブランドに関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
調査サマリー
調査概要
調査概要:Z世代に選ばれる企業/ブランドに関する実態調査
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調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年11月17日〜同年11月20日
有効回答:月に30,000円以上製品やサービスを購入しているZ世代(18〜26歳)330名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社オリゾ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://orizo.co.jp/
製品・サービス購入時に価格以外で重視する要素、「品質」「デザイン性」に次いで「企業としての信頼性」が選出
「Q1.あなたが製品やサービスを購入する際に、価格以外で重視する要素を教えてください。(複数回答)」(n=330)と質問したところ、「品質」が54.8%、「デザイン性」が51.8%、「企業としての信頼性」が37.6%という回答となりました。
8割以上が「製品/パッケージデザイン」で企業の信頼性を判断
Q1で「企業としての信頼性」と回答した方に、「Q2.具体的にどのような点から信頼性があるかを判断していますか。(複数回答)」(n=124)と質問したところ、「製品/パッケージデザイン」が83.1%、「商品名」が60.5%、「SNSでの発信内容」が56.5%という回答となりました。
「品質」や「企業イメージ」などの判断材料も
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、ブランドの信頼性を判断していることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=123)と質問したところ、「品質」や「企業イメージ」など70の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
- ・22歳:社会貢献度。
- ・22歳:問題発生時の対応
- ・26歳:株価
- ・21歳:口コミ
- ・26歳:知名度
- ・26歳:品質
- ・26歳:企業イメージ
製品・サービスを購入する場所、「オンライン」が52.4%、「オフライン(店舗など)」が37.3%
「Q4.あなたが製品やサービスを購入する際に、オンラインとオフライン(店舗など)のどちらを好みますか。」(n=330)と質問したところ、「オンライン」が52.4%、「オフライン(店舗など)」が37.3%という回答となりました。
オンラインで購入したい理由、約6割が「商品の比較が簡単にできるから」「買い物時間が短縮でき、タイパがいいから」
Q4で「オンライン」と回答した方に、「Q5.オンラインで製品やサービスを購入したい理由を教えてください。(複数回答)」(n=173)と質問したところ、「商品の比較が簡単にできるから」が59.0%、「買い物時間が短縮でき、タイパがいいから」が56.6%、「他の消費者のレビューを参考にしやすいから」が44.5%という回答となりました。
オフラインで購入したい理由、「実際に商品を手に取り、試着や触感を確かめられるから」が74.0%で最多
Q4で「オフライン(店舗など)」と回答した方に、「Q6.オフラインで製品やサービスを購入したい理由を教えてください。(複数回答)」(n=123)と質問したところ、「実際に商品を手に取り、試着や触感を確かめられるから」が74.0%、「購入体験そのものを楽しむことができるから」が42.3%、「商品状態の確認ができるから」が41.5%という回答となりました。
約6割が、「記憶に残っているブランドの広告/プロモーションがある」と回答
「Q7.あなたが記憶に残っているブランドの広告/プロモーションはありますか。」(n=330)と質問したところ、「ある」が57.6%、「ない」が34.2%という回答となりました。
63.7%が、「楽しさ、驚きなどエモーショナルで、感情に訴えかける内容」の広告が記憶に残っていると回答
Q7で「ある」と回答した方に、「Q8.あなたが記憶に残っているブランドの広告/プロモーションはどのような内容でしたか。(複数回答)」(n=190)と質問したところ、「楽しさ、驚きなどエモーショナルで、感情に訴えかける内容」が63.7%、「ターゲットのニーズ/願望/価値観に深く共感する内容」が51.1%、「物語を用いて商品を紹介する内容」が42.1%という回答となりました。
「頭に残るキャッチコピー」や「製品の特徴が分かりやすく表現されている」などが好印象との声
Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、あなたが覚えている「印象の良い」SNS広告の特徴があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=42)と質問したところ、「頭に残るキャッチコピーだった」や「製品の特徴が分かりやすく表現されている」など32の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
- ・23歳:食べ物の写真をシンプルに美味しそうに載せている広告だった。
- ・25歳:製品の特徴が分かりやすく表現されている
- ・26歳:見てて興味を惹かれる。
- ・21歳:頭に残るキャッチコピーだった。
- ・19歳:好きな芸能人を使っている。
- ・21歳:広告の表示回数が少ない
- ・24歳:パッと見てわかりやすい、嘘くさくない。
「広告の時間が長い」や「実際の金額を表示しない」などは印象が悪いとの声も
Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、あなたが覚えている「印象の悪い」SNS広告の特徴があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=42)と質問したところ、「広告の時間が長い」や「実際の金額を表示しない」など32の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
- ・25歳:強引な文句と過度な誇張。
- ・23歳:クリックしても登録しても詳細な情報を見られない。
- ・25歳:音量が大きい。
- ・26歳:実際の金額を表示しない。
- ・21歳:広告の時間が長い。
- ・19歳:字幕を間違えている。
- ・24歳:明らかに詐欺まがいな広告。
まとめ
今回は、SNSを1日2時間以上閲覧しているZ世代(18歳〜26歳)111名を対象に、Z世代が記憶に残る広告に関する調査を実施しました。
まず、74.7%が、SNSを閲覧する中で「1日あたりの広告接触回数が多い」と実感しており、約3割が、同じ広告を1日に「4回~5回」見るとその企業や製品/サービスにネガティブな印象を持つと回答しました。また、2週間以内に見たSNS広告で「覚えているものがある」と回答した人に、印象の良いSNS広告のメディアを聞いたところ、「YouTube」「Instagram」がともに35.6%で最多となりました。さらに、印象の良いSNS広告の特徴については、第1位「短時間でインパクトがある」(42.2%)、第2位「クリエイティブのクオリティが高い」(24.4%)という結果が出た一方で、印象の悪いSNS広告の特徴では、「過剰な購買煽りがある」「表示頻度が多い」が上位になっています。。
今回の調査では、Z世代が接触回数の多いSNS広告に対してネガティブな印象を持っていることが明らかになりました。一方で、短時間でインパクトがあるSNS広告は記憶に残りやすく、印象が良いと感じているようです。Z世代をターゲットとしたSNS広告を展開する上では、接触回数を増やすよりも、記憶に残りやすい広告を提供することが鍵になるのではないでしょうか。
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